生前整理業者の選び方とは?5つのポイントを解説

ゴミ屋敷清掃

2024-09-24

生前整理業者の選び方とは?5つのポイントを解説

元気なうちに生前整理をしておくことで、遺族にかかる負担を軽減することができます。しかし、いざ生前整理を始めようとしても、肉体的負担が大きく、途中で挫折してしまう方も少なくありません。そのような方は、生前整理の専門業者に依頼するのがおすすめです。

ただ、生前整理業者に依頼するにあたって、何に注意して業者を選べば良いか分からず、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回の記事では、生前整理業者の選び方のポイントや、安く依頼するためのコツなどについて、詳しく解説します。これから生前整理業者への依頼をおこなう予定のある方は、ぜひ参考になさってください。

生前整理とは?

生前整理とは、自分自身が元気なうちに死後のことを考え、身辺の整理をすることを意味します。近年、自分が死んだ後のことを考えておこなう一連の活動を「終活」と呼びますが、生前整理も終活の一環です。生前整理には、身の回りにある物品の処分・仕分けのほか、遺言書やエンディングノートの作成、財産目録の整理なども含まれます。

生前整理とは?

遺品整理と生前整理の違いは?

生前整理と似た言葉に遺品整理がありますが、これらはおこなう人、そしておこなう時期に違いがあります。生前整理は、死ぬ前に自分自身が主体となって行いますが、遺品整理は死後に遺族中心に行われます。

人が亡くなった後は、大なり小なり遺品が生じるため、遺品整理をゼロにすることはできません。しかし、亡くなる前に生前整理を済ませておけば、遺族がおこなう遺品整理の負担を最小限に抑えることが可能です。

生前整理を業者に依頼するメリット

生前整理は自身の力だけでおこなうことも可能ですが、業者に依頼する方が短時間で済み、不用品を楽に処分できるメリットがあります。また、生前整理では遺産についてなど、疑問点が多々出てくることが予想されますが、専門業者に依頼すれば、それらについてアドバイスを受けられるでしょう。

そのため、生前整理をおこなうにあたって少しでも不安点がある場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。しかし、ひとくくりに生前整理業者といっても、色々な業者が存在するため、選び方には注意が必要です。良い生前整理業者の選び方について、詳しく確認していきましょう。

良い生前整理業者の選び方5選

良い生前整理業者の選び方として、以下5つのポイントに注意することが大切です。

  1. 一般廃棄物運搬許可を持っている
  2. 作業実績が豊富
  3. 見積書が明確
  4. オプションサービスが豊富
  5. 訪問見積もりが無料

それぞれの詳細について、順に確認していきましょう。

良い生前整理業者の選び方5選

選び方①:一般廃棄物運搬許可を持っている

良い生前整理業者の選び方として、一般廃棄物運搬許可を持っているかの確認は非常に重要です。一般廃棄物運搬許可とは、一般家庭で出た廃棄物の収集・運搬を営利的におこなうために必要な許可で、取得には営業する市町村への申請が必要です。

一般廃棄物運搬許可を持っていない場合、生前整理で回収した不用品を適切な施設で処分できないため、不法投棄される可能性が高まります。その場合、不法投棄した業者はもちろん、依頼主にも責任を追及される可能性があるため注意が必要です。

なお、一般廃棄物運搬許可は、作業をおこなう業者自身が持っていなくても、許可を持つ業者と提携していれば問題ありません。許可の保有や提携の有無が不明な場合は、問い合わせ時に確認してみましょう。

選び方②:作業実績が豊富

良い生前整理業者の選び方として、作業実績が豊富かも重要なポイントになります。生前整理をおこなう業者は、遺品整理やゴミ屋敷清掃、不用品回収などと兼業しているところが多いです。そのため、他の作業の実績はあっても、生前整理の実績は不十分ということが少なくありません。

作業実績が少ない業者の場合、生前整理に関するノウハウがなく、満足のいく作業をしてもらえない可能性があります。生前整理の作業実績は、たいてい業者の公式ホームページに掲載されているため、依頼前に確認するようにしましょう。

選び方③:見積書が明確

良い生前整理業者の選び方として、見積書が明確かどうかも重視すべきポイントです。見積書に記載されている内容が大雑把なものだと、作業を始めてから追加費用を請求されるなど、トラブルに発展する可能性があります。

優良業者であれば、明確な見積書を作成してもらえます。また、もし見積書の内容が細かくて分からない場合も、質問すれば丁寧に説明してもらえるはずです。そのため、見積書の内容に不審な点があったり、質問をはぐらかされたりする場合は、その業者への依頼は控えた方が良いでしょう。

選び方④:オプションサービスが豊富

オプションサービスが豊富かどうかも、良い生前整理業者の選び方として重要なポイントになります。たとえば、思い出の品を残してもらえるか、所在不明な貴重品を探索してもらえるかなど、細かい要望がある場合、対応可能か事前に確認しておきましょう。

良い生前整理業者であれば、依頼主に寄り添ったサービスを第一義として、細やかなオプションサービスに対応してくれます。公式ホームページやチラシに記載がなくても、柔軟に対応してもらえる可能性があるため、希望のサービスがある場合は事前に問い合わせてみましょう。

選び方⑤:訪問見積もりが無料

良い生前整理業者の選び方として、訪問見積もりが無料かの確認も重要です。生前整理とひとくくりに言っても、その作業内容は現場によって大きく異なります。そのため、正確な見積もりを出すためには、作業前に現場を訪問して見積もりを取ることが不可欠です。

良い遺品整理業者であれば、正しく現場を把握するため、訪問見積もりを無料で実施してくれます。もし、電話やメールでの簡易的な見積もりしかされない場合は、その業者への依頼は控えた方が良いでしょう。

生前整理業者に安く依頼するためのコツ

生前整理業者に作業を依頼するにあたって、できれば費用を安く抑えたいと考える方も多いでしょう。ここでは、生前整理業者に安く依頼するためのコツを3つ厳選してご紹介します。

生前整理業者に安く依頼するためのコツ

コツ①:できるだけ自力で仕分けしておく

生前整理業者への依頼費用を安く抑えるには、できるだけ自力で仕分けしておくことがコツです。生前整理にかかる費用は、扱う物量によって大きく変わります。そのため、依頼前に自力である程度仕分けを済ませておけば、業者の作業負担が減り、依頼費用が安くなります。

ただし、自力で仕分けする場合は、なるべく業者へ訪問見積もりを依頼する前に作業しましょう。業者は、訪問見積もりして確認した状況をもとに、必要な作業員を用意して現場に向かいます。

その結果、見積もり後にいくら自力で仕分けしたところで、作業員にかかる人件費は変わらないため、減額されない可能性が高くなります。そのため、もし見積もり後に自力で仕分けした場合は、その後で改めて見積もりを取り直すようにしましょう。

コツ②:買取サービスを利用する

生前整理業者への依頼費用を安くするには、買取サービスの利用もおすすめです。買取サービスでは、生前整理の過程で出てきた不用品の中で、価値ある品をその場で買い取ってもらえます。買取が無事に成立すると、買取金額分を依頼費用から相殺してもらえるため、結果的にかかる費用を安く抑えられます。

ただし、買取サービスをおこなうためには古物商許可が必要であり、業者によっては実施していないところもあります。買取サービスを希望する場合は、事前にサービスの有無を業者に確認しておきましょう。

コツ③:3社以上から相見積もりを取る

生前整理業者への依頼費用を安く抑えるには、3社以上から相見積もりを取ることもコツです。もし1社しか見ずに依頼してしまうと、その金額が適正なのか、十分なサービスが受けられるのかが分かりません。

一方、複数の業者から相見積もりを取れば、各社の金額や条件を比較して、よりニーズに合う業者を選定できます。相見積もりを取る業者は、多いに越したことはありませんが、多いほどやり取りが手間になるため、3社以上を目安にすると良いでしょう。

まとめ

今回は、生前整理業者の選び方をテーマに、選び方のポイントや安く依頼するためのコツなどについて、詳しく確認してきました。生前整理をしておくと、死後に遺族がおこなう遺品整理の負担を大きく軽減できます。

生前整理を自力でおこなうことも可能ですが、専門業者に依頼すれば、かかる労力や時間を最小限に抑えられます。今回ご紹介した選び方を参考にして、信頼できる生前整理業者を選び、満足の行く生前整理を実現させましょう。

ハウスサポート関西では、関西エリアを対象に、生前整理を承っています。生前整理のプロである弊社にお任せいただければ、「全ての物を処分したいわけではないが何が必要で何が不要か分からない」というお悩みにも、的確にお応えできます。

また、作業内容に対して価格が決まった明朗会計のため、お見積り金額に追加費用が発生することもありません。ご予算に応じた作業や、作業中に出てきた価値ある品の買取など、ニーズに応じて柔軟な対応が可能です。近畿7府県で生前整理にお困りの方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。