ゴミ屋敷を自力で片付けるための方法を徹底解説

ゴミ屋敷清掃

2024-07-30

ゴミ屋敷を自力で片付けるための方法を徹底解説

ゴミ屋敷を片付けたいとは思っていても、どこから手をつければいいのかわからずに、結局後回しにしてしまっている、という方も多いのではないでしょうか。

ゴミ屋敷は、しっかり手順を追って作業すれば、自力でも片付けることができます。しかし、家が広かったりゴミの量が多かったりする場合、自力での片付けは困難なので、業者への依頼するのも一つの方法です。

この記事では、ゴミ屋敷を自力で片付けるための具体的な方法を詳しく解説していきます。また、ゴミ屋敷を自力で片付けるか業者に依頼するかを判断する基準や、かかる費用の相場についても取り上げます。

これからゴミ屋敷を片付ける予定のある方は、ぜひ参考になさってください。

ゴミ屋敷を自力(一人)で簡単に片付ける方法

ゴミ屋敷を自力(一人)で簡単に片付けるには、以下の手順で進めるのが効果的です。

  1. 片付けのスケジュールを決める
  2. 片付けに必要な道具を準備する
  3. 害虫対策をする
  4. 「捨てる」「残す」「保留」に仕分ける
  5. 仕分けしたゴミを処分する
  6. 最後に部屋を綺麗に掃除する

それぞれの手順の詳細について、以下で順に確認していきましょう。

ゴミ屋敷を自力(一人)で簡単に片付ける方法

片付けのスケジュールを決める

ゴミ屋敷を自力で片付ける場合、まずは片付けのスケジュールを決めることが重要です。

床が見えるくらいの軽度のゴミ屋敷であれば、1日あれば片付けができます。しかし、床が見えないほどにゴミが堆積している場合は、短くとも数日、長い場合は数週間から1ヶ月程度かかることもあります。

そのため、まずはゴミ屋敷の程度を客観的に把握し、実際の作業を頭の中でシミュレーションしたうえで、無理のないスケジュールを立てましょう。

片付けに必要な道具を準備する

ゴミ屋敷を自力で片付ける場合、必要な道具を事前に準備しておくことも重要です。作業を開始してから不足していることに気づくと、それによって作業が遅れたり、買いに行くために中断したりしなければなりません。

ゴミ屋敷を自力で片付けるにあたって、最低限揃えておきたいのは、以下の4点です。

  • マスク
  • ゴミ袋
  • 軍手
  • 清掃道具

このうち、特にゴミ袋は大量に使用することが想定されるので、余裕をもった枚数を準備しておきましょう。

また、作業時に洋服が汚れることが想定されるので、汚れても良い服装をし、できれば着替えも用意しておくことをおすすめします。

害虫対策をする

ゴミ屋敷を自力で片付ける際、十分な害虫対策をしておくことも重要です。

ゴミの中に食べ残しや生ゴミなどがあると、ゴキブリやハエなどの害虫が発生している可能性があります。作業時それらに遭遇した際に対処できるよう、なるべく殺虫剤は携帯しておきましょう。

また、事前に害虫がいることが想定される場合は、作業前日などに噴霧式の殺虫剤・駆除剤を使っておきましょう。そうすることで、作業前に害虫を最小限に減らし、作業の快適性を保てます。

「捨てる」「残す」「保留」に仕分ける

ゴミ屋敷を自力で片付ける場合は、「捨てる」「残す」「保留」の3種類に仕分けるのがポイントです。

「捨てる」「残す」の2種類だけで仕分けると、捨てるか残すかで迷う度に、作業が停滞してしまいます。その点、判断に迷ったものは「保留」に仕分けておけば、手を止めずに作業を進められるでしょう。

保留としたものは、片付けがひと段落した後、改めて要不要の判断をしましょう。片付けの最中には迷ったものでも、一定時間置いて改めて見ると、捨てるか残すかがスムーズに決められることが多いです。

仕分けしたゴミを処分する

ゴミの仕分けが完了したら、適切な方法でゴミを処分します。代表的な処分方法としては、自治体のゴミ回収、ゴミセンターへの持ち込み、そして不用品回収業者の3種類が挙げられます。

自治体のゴミ回収は、燃えるゴミや燃えないゴミなどで曜日が決められているので、それに沿ってゴミ出しをしましょう。ゴミ屋敷の片付けの場合、特に燃えるゴミが多く出るので、燃えるゴミの収集日前日などを狙って作業するのがおすすめです。

また、自治体によってはゴミセンターに直接持ち込める場合もあります。その場合、無料のこともあれば、重量に応じて料金がかかることもあるので、事前に確認しておきましょう。

そして、粗大ゴミなどを含め、大量のゴミを手間なく一度に処分したい場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。電話やインターネットなどで依頼すれば、自宅まで引き取りに来てもらえます。

最後に部屋を綺麗に掃除する

ゴミを処分したら、最後に部屋を綺麗に掃除しましょう。

せっかくゴミがなくなっても、部屋が汚いままだとすぐにリバウンドしてしまいます。念入りに掃除すれば、それを維持しようとする心理が働き、綺麗な状態を長続きさせやすくなります。

ゴミ屋敷では、ゴミの下敷きになっていた床材や、ゴミによって塞がれていた壁紙などが特に汚れがちなので、重点的に掃除しましょう。

ゴミ屋敷を自力で片付けるか業者に依頼するかの判断基準

ゴミ屋敷は、軽度であれば自力で片付けられますが、重度の場合は専門業者に依頼するのが得策です。

ここでは、ゴミ屋敷を自力で片付けるか業者に依頼するかの判断基準として、3つのポイントを確認していきましょう。

ゴミ屋敷を自力で片付けるか業者に依頼するかの判断基準

基準①:家の広さが3DK以下

ゴミ屋敷を自力で片付ける場合、広すぎると作業負担が大きくなります。そのため、家の広さが3DK以下であれば自力で片付け可、それ以上は業者への依頼と判断することをおすすめします。

たとえば、単身向けのワンルームマンションやアパートであれば、自力で作業できる可能性が高いです。しかし、一戸建てをまるまる片付ける場合は、自力だと途方もない労力がかかりかねないので、業者に依頼するのが良いでしょう。

基準②:ゴミ屋敷レベルが1~2

ゴミ屋敷を自力で片付けるかどうかの基準として、ゴミ屋敷レベルも参考になります。

一般的に、ゴミ屋敷は以下5つのレベルに分けられます。

ゴミ屋敷レベル目安
レベル1ゴミが床全体に散乱している(床が一部見える)
レベル2ゴミが床全体を覆っている(床が全く見えない)
レベル3ゴミが膝下まで積み上がり、移動が困難
レベル4ゴミが天井付近まで積み上がり、生活が困難
レベル5家の外にまでゴミがはみ出す

このうち、ゴミ屋敷レベルが1~2程度であれば、自力での片付けも可能です。しかし、レベル3を超える場合は自力だと作業負担が大きくなるので、業者への依頼を検討すべきだといえます。

基準③:洗面所などの水回りが生きている

ゴミ屋敷を自力で片付けるにあたって、洗面所などの水回りが生きていることも重要な基準になります。

ゴミ屋敷の片付け時、水が使えないと汚れを落としたり、床や壁を掃除したりするのが難しくなります。そのため、洗面所やお風呂場などの水回りがゴミで埋まって機能していない場合は、業者に片付けを依頼するようにしましょう。

【自力と業者】ゴミ屋敷の片付けにかかる費用相場

ゴミ屋敷の片付けを自力でおこなう場合、かかる費用は高くとも1万円程度で済みます。その多くは道具を買い揃えるための費用なので、既に道具が揃っている場合、更に安くなることもあり得ます。

【自力と業者】ゴミ屋敷の片付けにかかる費用相場

一方、業者に片付けを依頼する場合は、ゴミの総量に応じて費用が変わってきます。参考として、弊社ハウスサポート関西では、以下の料金で不用品回収を承っています。

サービス内容積込目安料金(税込)
積み放題プランS軽トラック積み放題2.5㎥16,500円
積み放題プランM1.5tトラック積み放題6.0㎥41,800円
積み放題プランL2.0tトラック積み放題10.0㎥71,500円

ゴミが特に多い場合でも、2.0tトラック以上など、上記以外の料金でも対応が可能です。関西エリアでゴミ屋敷にお困りの方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

まとめ

今回は、ゴミ屋敷を自力で片付けるための具体的な方法について、詳しく確認してきました。

今回ご紹介した手順に従って進めれば、ゴミ屋敷を自力で片付けることも可能です。しかし、家が3DKより広かったり、ゴミ屋敷レベルが3以上だったりする場合は、自力での作業はとても大変なので、専門業者に依頼することをおすすめします。

ハウスサポート関西では、関西エリアを対象に、ゴミ屋敷の片付けを承っています。

経験豊富なスタッフが、あらゆるお困りごとに対応します。そのため、どのような状態のゴミ屋敷であっても、必ずきれいな状態に仕上げます。

作業内容に対して価格が決まった明朗会計なので、お見積り金額に追加費用が発生することもありません。ご予算に応じた作業や、不用品の買取金額との相殺など、ニーズに応じて柔軟な対応が可能です。

近畿7府県でゴミ屋敷にお困りの方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。