汚い部屋はどこから片付ける?片付けのコツをプロが教えます

ゴミ屋敷清掃

2024-09-03

汚い部屋はどこから片付ける?片付けのコツをプロが教えます

ゴミや洋服が溢れかえっていてしまい、気づいたら足の踏み場もないほど散らかった部屋。汚い部屋を片付けようと思っても、あまりの汚さにどこから手をつければ良いのか分からず、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回の記事では、汚い部屋を片付ける際に重要なコツを厳選してご紹介します。

また、記事の後半では、自力での片付けが困難な場合の対処法についても取り上げます。お住まいが汚い部屋状態になっていてお困りの方は、ぜひ参考になさってください。

汚い部屋はどこから片付ける?片付けのコツ7選

汚い部屋を片付けるには、順番を意識して効率的に作業を進めることが大切です。ここでは、汚い部屋を片付ける7つのコツについて、詳しく確認していきましょう。

汚い部屋はどこから片付ける?片付けのコツ7選

片付けのコツ①:片付け前に害虫対策をする

汚い部屋を片付ける際、まずは害虫対策をしておくと安心です。単に洋服などの物が散乱しているだけなら良いですが、食品や生ごみがあって汚い部屋の場合、ゴキブリなどの害虫が発生している可能性があります。その場合、事前に燻煙・燻蒸式の殺虫剤などで対策をしておくことで、作業時に害虫と遭遇する確率を下げられます。

ただし、事前に害虫対策をしたからといって、害虫を全滅させられるとは限りません。そのため、作業時にも並行して害虫対策できるよう、スプレー式の殺虫剤も用意しておくと良いでしょう。

片付けのコツ②:片付けに必要な道具を揃える

汚い部屋の片づけを開始する前に、片付けに必要な道具を揃えることも大切です。具体的には、以下のものを最低限用意しておきましょう。

  • ゴミ袋
  • マスク
  • 軍手
  • 掃除道具(雑巾)など

特に、汚い部屋には大量のゴミがあることが想定されるため、ゴミ袋は余裕のある枚数を用意しておくことをおすすめします。これらの道具を事前に用意しておくことで、作業中に足りなくなる心配もなく、スムーズに片付けを進められるでしょう。

片付けのコツ③:玄関(入口)に近いスペースから片付ける

汚い部屋をどこから片付けるかに迷う場合、まず玄関(入口)に近いスペースから始めましょう。家全体がゴミ屋敷なら玄関を、1つの部屋が対象ならその入口を片付けます。

汚い部屋を片付ける際、部屋の中にはゴミがたくさんあるため、早めに搬出してゴミの量を減らすことが大切です。その際、玄関や入口はゴミの搬出経路になることから、ここをまず片付けないことには作業がスムーズに進みません。玄関や入口のゴミが片付いたら、そこに繋がる動線上を順に片付けていき、家具などの大きなゴミも運び出せるようにしていきましょう。

片付けのコツ④:床にある明らかなゴミから捨てる

汚い部屋では、床にある明らかなゴミから捨てていくことも重要なコツです。後述する要不要の仕分けをするためには、まず物量を減らすことが求められます。そのため、分別しなくても明らかにゴミと分かるもの、たとえば食品の空き容器やペットボトルなどから捨てていきます。

特に、床に直置きしてあるものは作業の邪魔になるため、優先的に捨てていきます。床が見えないほどに汚い部屋の場合、このような方法でまずは床が見える状態を目指しましょう。

片付けのコツ④:床にある明らかなゴミから捨てる

片付けのコツ⑤:「要る」「要らない」「保留」に仕分ける

汚い部屋の片づけでは、「要る」「要らない」「保留」に仕分けることもコツです。「要る」「要らない」だけで仕分けようとすると、その場で判断できずに迷うことがあり、その分作業が遅延してしまいます。そのため、要るか要らないかすぐに判断できなかったものは、一旦「保留」に仕分け、判断を後日にまわしましょう。

保留に仕分けたものは、片付けがひと段落した後で必要かどうかを判断します。一度時間を置くことで冷静になり、作業時よりもスムーズに判断できるようになるでしょう。

片付けのコツ⑥:収納スペースに入る量だけを残す

汚い部屋を片付ける際は、収納スペースに入る量だけを残すことを意識しましょう。収納スペースに入るかどうかは、物の適正量を判断する良い基準になります。収納スペースから溢れている場合、身の丈以上に物があり、管理できていない可能性が高いです。

たとえば洋服なら、クローゼットに入り切らない量があると、また部屋が散らかる原因になります。そのため、収納スペースに入り切らない分は、処分や売却をして断捨離することが大切です。

片付けのコツ⑦:掃除をして部屋をきれいにする

汚い部屋の片づけでは、最後に掃除をして部屋をきれいにすることが大切です。無事に汚い部屋を片付けても、長年ゴミや不用品が溜まっていたことで、床や壁が汚れていることが多々あります。

汚れをそのままにしていると、またすぐに荷物が汚れ、埃が溜まって汚い部屋に逆戻りしてしまいます。リバウンドを防ぐためにも、掃除機などで細かいゴミや埃を除去したうえで、雑巾などを使って汚れを拭き取りましょう。

部屋が汚すぎて自力で片付けられない場合の対処法

部屋が汚い場合、軽度であれば自力でも1日程度で片付けることができます。しかし、ゴミが多過ぎて床が見えなかったり、腰丈以上まで堆積したりしている重度の状態の場合、自力での片付けは困難です。ここでは、汚い部屋を自力で片付けるのが困難な場合の対処法を、3種類ご紹介します。

部屋が汚すぎて自力で片付けられない場合の対処法

対処法①:家族や友人に手伝ってもらう

部屋が汚すぎて自力で片付けられない場合、家族や友人に手伝ってもらうとスムーズです。1人では何週間もかかりそうな状態であっても、家族や友人の手を借りれば、数日程度で作業完了できるでしょう。

ただし、家族や友人に手伝ってもらうには、汚い部屋の現状を見せなければなりません。その点に抵抗がある場合は、後述する2つの対処法を検討しましょう。

対処法②:不用品回収業者にゴミを回収してもらう

部屋が汚すぎて自力で片付けられない場合、不用品回収業者にゴミを回収してもらうのもおすすめです。不用品回収業者に依頼すれば、ゴミを分別せずにそのまま引き取ってもらえます。

また、自治体処分だと予約や持ち込みが必要な粗大ゴミも、まとめて引き取ってもらえるでしょう。ただし、不用品回収業者によってはゴミの回収のみで、片付けには対応していないこともあるため注意が必要です。

対処法③:ゴミ屋敷片付け業者に依頼する

部屋が汚すぎて自力で片付けることが難しい場合、最もおすすめの方法はゴミ屋敷片付け業者への依頼です。ゴミ屋敷片付け業者であれば、どのようなゴミ屋敷・汚い部屋でもプロの手でスムーズに片付けをしてもらえます。実際の作業時間は状況にもよりますが、早ければ即日や数日で作業が完了する可能性もあります。

また、不用品回収業者と違い、ゴミの片付けと回収の両方を任せられるため、自力で片付けをしておく必要もありません。部屋が汚すぎて自力で片付けられないとお困りの方は、ぜひゴミ屋敷片付け業者への依頼を検討してみてください。

まとめ

今回は、「汚い部屋はどこから片付ける?」をテーマに、片付けのコツや、自力で片付けられない場合の対処法について確認してきました。汚い部屋の片づけは、コツを意識すれば自力での作業も可能です。

しかし、ゴミで床が見えないほどの重度な状態の場合、自力での作業は困難なため、専門業者に作業を依頼することをおすすめします。ハウスサポート関西では、関西エリアを対象に、汚い部屋・ゴミ屋敷の片付けを承っています。

経験豊富なスタッフが、あらゆるお困りごとに対応します。そのため、どのような状態のお部屋であっても、必ずきれいな状態に仕上げます。

作業内容に対して価格が決まった明朗会計のため、お見積り金額に追加費用が発生することもありません。ご予算に応じた作業や、不用品の買取金額との相殺など、ニーズに応じて柔軟な対応が可能です。
近畿7府県で汚い部屋・ゴミ屋敷にお困りの方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。